
広葉樹、見分けられます🌳 ~ AIで広葉樹の高精度判別に成功 ~
これまで森林情報解析においてスギ・ヒノキは高精度な結果が得られてきましたが、広葉樹は樹種の多様さから解析精度の向上が課題となっていました。
このたび、広島県東広島市福富町「かんほきょうの森」において、ドローンで取得したデータをAIで解析し【アカマツ】や旧福富町木である【ナツツバキ】の植生分布や樹高を (一般財団法人) 広島県環境保健協会さまと共同で調査しました。
現地調査風景


従来困難だった広葉樹で、教師データの取得を重ね樹種判別の 正答率は 76% を達成しました。
これにより、広葉樹が多い里山においても【広葉樹の樹種判別】と【樹高】が高精度に把握できることを実証しました。
今後は調査範囲を中国山地や他地域へ拡大し、さらなるデータ蓄積を進めてまいります。今回の成果を基に、森林調査の効率化と精度向上を図り、里山の管理・活用・保全を科学的に支援するとともに、森林資源の価値向上に貢献してまいります。
里山の広葉樹調査 ・ 特定樹種の材積把握 ・ 森林の新たな価値創造を検討されておられる方など、
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