
針葉樹も高精度なAI解析が可能です🌳 ~ 空から取得したデータを活用しスギ・ヒノキの精度検証 ~
森林情報解析において高い精度を誇るスギ・ヒノキを対象に、広島県立総合技術研究所 林業技術センターが管理する「高平施設試験林」にてドローンで取得したデータを用いて精度検証を実施しました。
検証は、スギ・ヒノキを対象に、植生分布・樹高・胸高直径 を調査しました。試験林内の56本を無作為に計測した胸高直径とAI解析で算出された直径の計測差を比較しました。
解析結果
① 現地で確認した位置での樹種の正答率 : 93%
② 胸高直径(DBH) の計測差

解析対象範囲内におけるAI解析結果は下表のとおりです。

検証結果
針葉樹における樹種判定は非常に精度の高い結果となることが実証されました!
ただし、胸高直径は精度にバラツキがありますが、この課題を解決する手段として樹冠を適切に分離することで改善することが考えられます。今後更に精度の向上に向け引き続き取り組んで参ります。
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